スーツの購入を経費扱いに出来る?知らなきゃ損の新税制度。
みなさん、こんばんわ。
ひらりんです。
さて、今日はちょっとむずかしい話。
年度末になり確定申告にバタバタしている人もおられるかと思います。
でも普通のサラリーマンには関係ないですよね?
そんな普通の給与所得者、いわゆる一般的なサラリーマンにも
有利な新税制度が昨年施行されました。
その税制度のどこが一般サラリーマンに関係があるかというと
「スーツが経費で落とせるようになる!」
というものだからです。
ちょっとご説明します。
(ちなみに税金の話は、ちゃんと書くと「この場合はこうだけど、この場合はこうで。。。」
みたいな説明に必ずなってしまい、長くなってしまうので
簡単に概略だけ書きます。詳しく知りたい人は会社の総務 or 経理
に相談するか国税庁のHPを見ましょう。)
■でどうしたら経費で落とせるの?
条件は下記です。
◎給与等の収入が1500万円以下の場合⇒「給与所得控除額の1/2相当額」以上の支出
◎給与等の収入金額が1500万円を超える場合⇒「125万円」以上の支出
わかりますか。
具体的にいきましょう。
例えば年収400万円の人の場合、134万円以上の支出があった場合、それ以上の額は
経費精算できます。(400万円×20%+54万円)
でその経費の対象はというとこちら。
これだとわかりづらいので具体的には例えば
通勤費
転居費
資格取得
衣服費
など仕事に関わるものが対象です。
つまりスーツは対象になるがカジュアル服は対象にならない
という感じですね。
これのよいところは資格取得のために通う学校も対象になるところですね。
■・・・・それで134万円以上使うのは難しくない?w
そうですよね、普段の生活ではなかなか難しいです。
ただ、毎年は難しくても人生の何回か使えるチャンスがありますよ。
例えば資格取得費って結構大きい場合ないですか?
私の知人は1級建築士の資格を取るために200万円ぐらい払って
資格取得の勉強をしていました。
ファイナンシャルプランナーの資格の学校なんかも2.30万円かかります。
そういう時この税制を使えば、「あー資格のためにお金使っちゃったから
スーツが買えない・・・」なんて事態を回避出来ます。
転居費なんかも結構かかりますのでちりも積もればなんとか、というやつです。
知っておけば自分の武器になりますのでしっかり新しい税制を頭に入れとくべし!